WORK STYLE

第二新卒のわたし、インハウスデザイナーに転職しました

社会人3年目の1年で、働き方を考えた。

こんにちは、misaki(@twi_339)です。

このたび、会社員デザイナーとして再就職することになりました!

いろんな働き方を経験したくて、正社員を辞めたのは昨年の3月。
なぜ、また正社員として働こうと思ったのか、まとめてみました。

どういう働き方が自分にあっているのか。
自分の働き方に迷っている人に、ぜひ読んで欲しいです。

この記事の内容

・第二新卒の私が、この1年で考えたこと
・デザイン事務所のデザイナーとインハウスデザイナーの違い
・どうしてまた正社員として働こうと思ったのか

自分は人生で何を大事に生きたいのか?

昨年の3月いっぱいで、わたしは新卒で入社した会社を退職しました。
ちょうど2年働いた会社でした。

新卒で入社した会社を2年で退職するまで
新卒で入社した会社を2年で退職するまでこんにちは、misaki(@twi_339)です。 わたしはwebデザイナーとして新卒で入社した会社を、ちょうど2年で退職しました...

1年ぐらいゆっくりしようと思いながら、本当に約1年で着地。
この約1年間、わたしにしては活動的に動いたと思います。

misaki
misaki
そもそもが出不精で面倒臭がり屋なので、“わたしにしては”です

フリーランスの人と繋がってみたり、サロンに入ってみたり、イベントに行ってみたり…
その中で、人それぞれの働き方・生き方を知りました。

フリーランスだと自分で舵が取れる分、月々の安定はしにくいし、自分でコントロールできないといけない。
会社員は、月々の安定はあるけれど、大きく収入を伸ばすことは難しい。

自分がどの働き方を選ぶかは、何を大事に生きていくかで変わると思いました。

会社を辞めてすぐの頃は、それがよくわかっていませんでした。
でも1年の間にたくさん寄り道をして、自分が大事にしたいことは“生活”だと思いました。

「プライベートの時間を大事にしたい。」
「仕事だけのために生きたくない。」

言葉は悪いですが、わたしにとって仕事は“生きていく手段”で、デザインの仕事も“生きていく手段”のひとつ。
トップデザイナーになりたいという欲は、自分にはあまりありませんでした。

これは職業に限らず、誰にとっても知っておいたほうがいいことだと思います。
わたしは、このタイミングで気づけてよかったです。

大事なことを守れる働き方を考える

misaki
misaki
生きていく上で大事にしたいことはわかったけれど、じゃあ働き方はどうしよう?

次の壁です。
どういう働き方が自分にあっているか。

正社員・パート社員・派遣社員・フリーランス・兼業…
いまは様々な働き方があります。
そして、それぞれに良し悪しがあります。

わたしの場合、大事にしたいのは“生活”。
では、生活を大事にするためには何が必要か。

・プライベートの時間
・月々の安定した収入(最低でも初任給程度)
・ストレスができるだけかからない

この3つが自分の生活には必要だなと感じました。
つまり、

・時間外業務はほぼなしが理想
・安定した収入がすぐに見込める働き方がいい
・慣れた仕事=web関係、多くの初対面の人と接するのは難しい

これでいまフリーランスは難しいと思いました。
すぐに安定した収入は見込めませんし、人見知りなわたしが営業などで消耗していくことはわかりきっていたからです。

考えた中で、わたしが選んだのは、“再び正社員として働く”ことでした。

プライベートの時間とストレスに関しては、どの働き方も雇用先次第。
でも正社員は、時間給ではないので収入が安定しています。
雇用の安定もポイントが高いです。できればしばらくは転職活動はしたくないので…

職種など、他の条件から先に選んだほうがいい場合もあると思います。
「絶対にデザイナーとして働きたい!」という人なら、働き方よりもデザイナーとして雇ってくれる雇用先を探すべきです。

でもわたしは“生活”を大事にしたいので、働き方という枠でまずは絞りました

会社員デザイナーの働き方は大きくふたつ

理想の雇用形態が固まったので、いざ就職活動!

わたしは今回、転職エージェントを通して仕事を探しました。
面談の中でアドバイスもしてくれるので、自分の道筋が立てやすく、条件にあった仕事を紹介してくれるので選ぶ時間が少なかったです。

今回わたしは“生活”を大事にすると決めたので、インハウスデザイナーとして働こうと思いました。

インハウスデザイナーとは…
外部から受注を受けるのではなく、自分の働く会社の商材のデザインが仕事

パート社員で一時期デザイン事務所で働いてみて、この働き方は理想ではないと目で見て感じたのが大きいです。

正社員のデザイナーは遅くまで残業することが多く、お客様の要望に消耗することも多い。
もちろん雇用先によって違いはあります!が、エージェントの方のお話だとそういう制作会社はまだ少なくないとのこと。

「プライベートの時間は削られるし、きっとストレスも溜まる」
そう感じました。

なので、条件の合うインハウスデザイナーが第一希望。
条件があう会社であれば制作会社も可。

という物差しで就職先を探しました。

制作会社のデザイナーは、様々な案件に関われます。つまり雰囲気が違うデザインに多く挑戦できるということ。
スキルをメキメキ伸ばしたい人には制作会社がいいかもしれません。

1年のお暇これにて終了



2ヶ月ぐらい自分のペースで就職活動をして、ご縁があった会社で働きはじめました

側から見たらふらふらしていた1年だったかもしれませんが、この1年がすごく大事だったと思います。

社会人として一斉に走り出したはずなのに、いつのまにかひとりで走っていた。
社会人ってそういうものな気がします。
学生みたいに、みんな歩幅を合わせたりしません。

無理して速度が違う人に追いつこうとして、追いつけなくて悩んで、しんどくなって、走れなくなる。
自分のペースで走ればいい。給水所で休んでもいい。

人生がマラソンなら、ルールはない。
無理せず、自分のペースで進み続ければ、それでいいと思います。

これを読んでくださった皆さんが、自分らしく生きる方法を見つけられますように!