イベントレポート

劇場に広がる海の世界|劇団四季「リトルマーメイド」の感想

実咲
実咲
こんにちは、実咲(@twi_339)です

先日、劇団四季リトルマーメイド大阪公演を観て来ました!

実は観劇は2度目。
1回目は半年前で、追加公演のチケットを購入してから楽しみにしていました!

  • 劇団四季は詳しくない・・・(なので演者さんもよく知らない)
  • ディズニーは好きだけど、ストーリーはうろ覚え

という、にわかなわたしの感想をまとめちゃいます。

作品紹介


原作は同名のディズニーの長編アニメーション映画「リトルマーメイド」。
一部違いますがストーリーはほぼ原作通りです。

ストーリー

海底の世界に住む人魚のアリエルは18歳―
海の王トリトンの末娘で、地上の世界に憧れている。

好奇心旺盛な彼女は、今日も幼なじみの魚、フランダーを連れて冒険へと出かけていく。

ある日、アリエルは航海中の船へ近付き、そこで人間の王子エリックを見つける。たちまち恋に落ちてしまったアリエル。しかし、船は彼女の目の前で嵐に襲われ沈没し、エリックは海に投げ出されてしまう。
溺れたエリックを抱え、必死に水面に向かうアリエル。浜辺まで運ぶと、歌を口ずさみながら介抱をする。朦朧としながらもアリエルの美しい歌声が脳裏に焼き付いたエリック。自分を救ったその声に惹かれ、声の持ち主である女性を必ず見つけると心に決める。

劇団四季「リトルマーメイド」作品紹介より一部抜粋

キャスト

それぞれの役に複数のキャストがいらっしゃいます。
わたしが観劇した公演(2019年9月15日)のメインキャストは下記の方達でした。(敬称略)

アリエル 若奈 まりえ
エリック 竹内 一樹
アースラ 青山 弥生
トリトン 伊藤 潤一郎
セバスチャン 田邊 真也
フランダー 渡邊 寛中

ネタバレ有りの感想

ストーリーは皆さんご存知だと思いますが、演出などにも言及しています。
観劇前の方はご注意ください!

舞台上に表現された海の世界

まず開演前、場内には波の音が流れていました。
小さな演出ですが、これから広がる海の世界にワクワクします!

さらに、開演アナウンスにもくすっと笑ってしまいました。
「完全防水であっても携帯の電源はお切りください」
リトルマーメイドならではの開演アナウンスですよね!

海の生物のキャスト・・・特に人魚役のキャストの細かい動きが海の中を感じさせます。
ただ立っているだけでなく、海の揺らぎを体で表現しているんです!

もちろん、泳ぐなめらかな動きもすごい。フライングも見事!
本当に人魚がいたら、こんなふうに泳いでいるんだろうか、と思います。
なびくヒレも美しかったです。

観劇前に「エッ」と驚いてしまった人魚たちの特徴的な髪型。
あれも海の中で髪はストンと落ちるわけではないからこそ、あの形なんですよね。
なので、陸では人間と同じ髪型で出てこられます。

実咲
実咲
幕が上がれば、髪型はあまり気にならなくなりました!

魅力的な楽曲を歌い上げるキャストの力

ミュージカルなので、やはり楽曲の魅力は外せません!
(楽曲は邦題でご紹介します)

原作アニメーション映画と同じ楽曲もあれば、オリジナル楽曲もありました。
聴き慣れた楽曲は、やはりテンションが上がります!
(訳は完全に原作と同じというわけではありませんでしたが・・・)

泳ぎながら歌うシーンもあり、キャストの皆様の力に感動しました。
あの泳ぐ動きって絶対しんどいのに、歌声は全くそれを感じさせない。
伸びのある歌声がとても心地よかったです・・・!

思わず笑顔になってしまったのは「アンダー・ザ・シー」
たくさんのカラフルな魚たちが登場し、セバスチャンが海の素晴らしさをアリエルに説きます。
原作にもある楽曲ですね!馴染みがあって、手拍子で一緒に楽しめました!

「恋してる」や「レ・ポワソン」もすごく楽しい楽曲でした。

「恋してる」は、ミュージカルオリジナル楽曲です。
アリエルの姉たちが可愛く美しく歌い踊る姿が魅力的!

「レ・ポワソン」は、楽しく料理する楽曲。
セバスチャンに翻弄されるシェフ・ルイが滑稽で面白かったです!

しっとりとした「もしも」も素敵でした。
特にカルテット。アリエル・トリトン・エリックの歌声に聴き入ってしまいます。
相手を思いやるからこそのすれ違う想いが切ないです。

アースラのゾワっとする歌声もかっこよかったです。
わたしは低めの女性の歌声が好きなので、もうたまりませんでした・・・!
「不幸せな魂」は鳥肌ものです。

原作楽曲で一番好きなのは「パート・オブ・ユア・ワールド」。
一幕とフィナーレでも歌われるのですが、歌詞が変わるのがジーンときます・・・!
一幕では「〜したい」という気持ちを切なく力強く歌うのですが、フィナーレでは「〜できる」と気持ちよく歌い上げます。
物語を通して、アリエルの想いが叶ったことが感動しました。

実咲
実咲
楽曲はひとつずつ語りたくなるぐらい、すべて素敵でした!いまもAppleMusicで聴いています(笑)

アースラという悪役の魅力

ディズニーのヴィランズは、確かに悪ではありますが、それぞれに悲しいバックボーンがある気がします。
リトルマーメイドのアースラもそうでした。

海の王・トリトンの姉。
醜く生まれてしまったがために、愛されなかった過去。
劇中では、そういった要素を可哀想に描くことはありません。
ですが、観劇後にふと考えると、とても可哀想な人物だったのだなと思います。

前述したように、歌声もめちゃくちゃに痺れましたが、足の動きがまるで生きているようでした!
一本ずつ黒子の方が動かしているのですが、動かしている様には見えません。
うまく言えませんが、自然に動いているような・・・とにかく見事でした!

絵本調の舞台が出す雰囲気

舞台セットはどうやら賛否両論があるようですが・・・わたしは好きだなと思います!

海の世界は立体的で、まるでそこにあるかのよう。
陸の世界は平面的で、絵本を見ているかのようでした。

わたちたちにとっては、海がおとぎの世界。
海で暮らすアリエルにとってはそれが逆、陸がおとぎの世界だったんだと思います。
それが絵本のようなセットで演出されていると感じました。

お城でのシーン切り替えは、まるでページをめくるよう!
2階席だったので、余計にそう感じました。

最後に

実咲
実咲
個人的にはめちゃくちゃよかった!

フィナーレでのウェディングドレスを着たアリエルと、タキシードのエリックは、何度見てもときめきます。

場内には家族連れも多く、世代性別問わず楽しめる作品です。
小さい女の子も多かったですね。可愛いよね、プリンセス。憧れるよね。

大阪ではさらに追加公演も決まったので、3回目を見に行こうか計画中です・・・!
キャストでまた雰囲気が変わったりするので、また見たいなと思ってしまいます。

久しくアニメーション映画の方は見ていないので、見直してミュージカルとの違いを楽しむのもいいかもしれません。