わたしの本棚

アニメ化決定!おすすめの漫画「怪物事変(連載中)」の感想

こんにちは。
misaki(@twi_339)です。

わたしが読んだ本・おすすめの本を紹介する「わたしの本棚」。
今回は「怪物事変(けものじへん)」です。

作者の藍本松先生は前作の「保健室の死神」からのファン!
少し不気味な世界観がすごく好きです。
アニメ化も決まったので、ぜひおススメさせてください!

怪物事変 1 (ジャンプコミックス) [ 藍本 松 ]
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「怪物事変」の紹介

作者は藍本松さん。
以前は週刊少年ジャンプで「保健室の死神」を連載されていました。

怪物事変」はジャンプSQ.で現在連載中。
2019年のジャンプフェスタでアニメ化が発表されました!

misaki
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はぁ〜連載開始から好きなので、めちゃくちゃ嬉しいです!

あらすじ

古来よりこの世に潜み、人に見つからないように人と関わり合って生きる〝怪物″(けもの)。しかし現代では人と必要以上に深く関わろうとする…例えば子供を作ろうとするケースが多数報告されるようになった。そんななか、血を持たぬ鬼〝屍鬼″(クーラー)と人間の間に生まれた少年、夏羽。
少年は化狸の隠神と出会い、不可思議な運命に誘われていく…。

引用元:ジャンプSQ.『怪物事変』

「怪物事変」のおすすめポイント(感想)

重要なネタバレはありませんが、気になる方はご注意ください

個性的な怪物たち

あらすじにある通り、「怪物事変」は“怪物”の物語
登場人物は、全員怪物です。

怪物というとイメージがつきにくいですが、妖怪と同じ名前の怪物も多いです。“ほぼ同じ”ぐらいで考えるといいかも。

主人公の夏羽は、不死身に近い鬼の“屍鬼”と人間の子供。

少年漫画の主人公っぽくない、無機質な性格をしています。
寂しい育ちのせいで感情が薄いです。
(夏羽の育ちについては怪物事変1巻より)

misaki
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他の登場人物が個性的で賑やかですが、逆に引き立っているなと思います

夏羽を連れ出す隠神(イヌガミ)は、オカルト(怪物)専門の探偵事務所をしている“化狸”。

過去など詳しいことはまだ明かされていません。
飄々としていそうで、すごく物事を深く考えていると思います。

misaki
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1話の衝撃的な台詞に驚きましたが、ちゃんとした人物(?)っぽいです

他にも、探偵事務所には
“蜘蛛(アラクネ)”と人間の子供・冷静な織や
ミーハーな男の娘の“雪男子(ユキオノコ)”の晶。

一応、隠神の協力者である
警視庁で警視を務める狐の飯生。

全員の性格・怪物としての能力に個性があります。

misaki
misaki
登場人物が多いと覚えられず大変なことが多いのですが、キャラクターデザインに特徴があって問題なく読めました!

夏羽が知っていく“感情”

感情だけでなく、夏羽は常識も含めて何も知りません。
怪物事変1巻ではピザも知りませんでした…(笑)

夏羽は、育ちのせいで感情が“知らない”に近いぐらい薄いです。

隠神と出会い、東京に出てきて、仲間と出会って、仕事を通して人を助けて…
夏羽が感情を知っていく物語のようにも感じます。

感情って、一応言葉はあるけれど、ありのままを伝えることは難しい。
強弱や個人差もあるし、絶対の正解がないものです。

感情が必要ない環境で育った夏羽は、
自分の感情はもちろんわからないし、他人の感情なんてもっとわかりません。

たくさんの出会いや出来事を通して、
これからもっと人間らしくなっていってほしいです。

misaki
misaki
わたしには、夏羽が感情というものを教えてくれているように感じています。

夏羽に限らず、少し頭の弱い登場人物が多く、
彼らを通しても教えてもらっているような感覚です。

狐の紺(コン)ちゃんもそういう面で、可愛くてすきです!
純粋だけど、うまく感情を伝えられないもどかしさや、
そのせいで報われない辛さがあります。

“感情”にまつわるお話だと、
怪物事変2巻に収録されている「新宿二丁目の猫」がすきです!

恋とは何か、を依頼を通して知るのですが、
解釈が分かれる感情が綺麗に扱われているなと思います。

独特の雰囲気がある作風

カテゴリー分けに悩みますが…ダークファンタジー?なのでしょうか…?

あまりファンタジー感がないのは、舞台が現代の日本だからかもしれません。
地名もですがSNSも登場するので、本当にこういう世界もあるのかもと思います。

あとは若干ホラーテイストもあるかな、という印象。

ぞっとするような描写も、妖怪を扱った題材なので
いい雰囲気を出していると思います。

misaki
misaki
コメディ感のある日常のお話もあります!

絵のタッチがデフォルメ寄りなので、まずは軽く読みやすい作品です。

「勝利」までの暗く重い道

ストーリーは王道に近いと思います。
いわゆる“少年ジャンプの三原則”といわれる
「友情」「努力」「勝利」はちゃんとあるので。

世界には明るい部分だけではなく、暗い部分も確実にあって、
その暗い部分を描く作品が増えてきたように感じます。

人気の「鬼滅の刃」もそんな感じですよね。
(あそこまで救われないストーリーではないですが…)

ジャンプSQ.の作品なので、描写も直接的。
酷い事は、本当に救いようのないぐらい酷い。

ただ「勝利」をゴールとするのではなくて、
「勝利」するためには、何かを奪わなければならないこともある。
奪う覚悟、奪う重みがちゃんとある作品です。

数話まとまったシリーズで、そういう印象を受けることが多いです。
直接的にセリフとしてあるのは「怪物事変4巻」です。

misaki
misaki
「友情」も「努力」も「勝利」も明るいだけのものではないかもしれないな、と思いました。

まとめ

いかがだったでしょうか…!

まだ連載中の作品ですので、いまからでも十分楽しめます。
現在(10巻)は長編のお話が連載されていて、すごく盛り上がっています。

一巻一巻をもっと語り尽くしたい…!
またブログに書きたいです!

もう本当に好きな作品なので、ぜひアニメでも原作でも手に取って知ってもらいたいなと思います!