「作らないと」とは思いつつ、後回しにしていた名刺。
初対面の人に自分が何者かを知ってもらう、覚えてもらうためのいいツールですよね。
ブログのあれこれがひと段落したので、ついに作ってみました!
とはいっても、
なので今回は自宅にあるプリンターで制作します。
- Adobe Photoshop
- CLIP STUDIO PAINT
- ペンタブレット(wacom Intuos Pro)
- 家庭用プリンター(EPSON EP-881AB)
- 名刺用紙
Contents
イメージを広げる
今回は自宅で印刷をするので、用紙はある程度決まっています。
それに合わせて、家庭用プリンターでできるデザイン、まずはイメージを考えます。
デザインのイメージを考える
最初はざっくりと、こういう風にしたいな〜というのを考えます。
今回はこんな感じ。
- イラストを入れたい
- ブログの雰囲気に合わせたい=シンプルな雰囲気
- 自分らしさをどこかで入れたい
数はそんなに多くないほうがいいです。
出しすぎるとブレちゃうので、今回は最初のインスピレーションを大事にします!
そして、みなさん大好きPinterestが登場〜!
ボードを作って、イメージに近しいものをピンしていきます。
余談ですが、普段からいいなと思うものをピンするのもオススメ。
いいデザインを見ると感覚が養われる気がします。
手書きでラフを描く
自分の名刺なので、自分がわかればいいです!(笑)
あとから見直してもわかるように、少しだけメモ書きを入れます。
この段階でイメージを具体的にしていきます。
以下のイメージに固めました!
- イラストはどんなのにする?
-SNSやブログのアイコンと同じようなタッチ、雰囲気
-自分らしさ→好きなこと(趣味)を連想させる - にぎやかよりはシンプル(ブログの雰囲気に合わせる)
- かっちりよりはちょっとラフがいい
デザインを組む
ここからはイラストを描いたりするデザイン作業です。
- Illustratorでデザインをざっくり組む
- CLIP STUDIOでイラストを描く
- Illustratorでイラストを配置して調整
Illustratorでデザインをざっくり組む
ラフを元にIllustratorでベースを作ります。
今回はベースを3パターン。
この段階ではモノクロでいいと思います。
イラストやバランスを見て色を決めます。
グレー部分はイラストを入れることを想定しています。
CLIP STUDIOでイラストを描く

ポーズの意図としては、自分らしさを出したいのでわたしの趣味をテーマにしています。
また、SNSアイコンと似たような雰囲気にしている理由は、全く違うと結びつきづらいと思ったからです。
気をつけた点は以下になります。
- 単色で描く
- 印刷した時に潰れないよう、太めの線
印刷に関しては、出力してまた調整することになるかもしれません・・・
Illustratorでイラストを配置して調整
イラストを配置して、色もつけました。
配置でだいぶ雰囲気が変わりますね。
イラストにポイントで色を入れて、その色をアイコンにも使用しました。
(アイコンの色は視認性を上げるため、少し濃くしています)
配置してみるとわかりますが、一番右のイラストが大きいデザインは、文字にかぶって読みづらいですね・・・
一応、このあとのフローで印刷して、様子を見ます。
印刷してみる
あともう少しで完成です!
最後は実際に印刷してみて調整、3パターンの中からデザインを決定します。
普通紙に試し刷り、調整
いきなり名刺用紙を使うのはもったいないので、普通紙に印刷しました。
(ガイドとしてライトブルーのラインを引いていますが、実際のデザインにはないです)
ガイドに沿ってカットしたものがこちら。

修正したい部分を赤でメモ書きしています。
印刷して見て気づいたのは、下記の部分。
- イラストを大きく配置すると、その分線も太いので、SNSアイコンと雰囲気が違ってしまう
- メールアドレスなどの情報はもう少し小さくても見える
- イラストの配置や大きさが少し気になる
ここで、イラスト大きく配置する案はお蔵入りにしました。
2回目の試し刷り、デザイン決定
修正の確認として、再度普通紙に印刷しました。
メモ書きのある重なっていない方が1回目の試し刷りです。
写真で見ると、あまり変わっていないように見えますが、ちゃんと修正しています!
気になっていた部分は直せたので、微調整は完了。
どちらが好みか、というのもありますが、実際に名刺を渡す場面を想像すると即決でした。
横向きの方は、指で名前が隠れてしまうんです。
イラストならともかく、名前が隠れるのはよろしくない・・・ので、今回は縦の案を採用します!
ついに名刺用紙に印刷
今回は家電量販店で購入した名刺用紙を使用します。
カットラインが入っているので、そこからはずせばオッケー。
カット作業が苦手なわたしには大助かりです!
ネットでも購入できますが、できれば店頭で紙の厚さなどを確かめるのがおすすめ。
ということで・・・いざ、印刷!
紙の向きなどもあったので、慎重に1枚1枚印刷。
10面が10シートの100枚つくれる名刺用紙ですが、一旦半分だけの50枚にしました。
印刷して、カットしたものがこちら!
ついに完成
基本の配置は同じですが、趣味がモチーフのイラストとカラー違いで3種類つくりました。
- サーモンピンクの読書
- ブルーの写真
- グリーンのオタク趣味
今回のサイズの場合は、この線の太さでちょうどいい感じがします。
ポイントカラーのざっとラフに塗った感じもお気に入り。
枚数比率で言うと、グリーンが少ないです。5分の1ぐらい。
なので、グリーンを引き当てた人はラッキーですね(笑)
まとめ
名刺用紙の便利さに感動しました。
大学の頃は手でカットしていたので、失敗も多かったんです・・・何枚紙を無駄にしたか・・・
会社員時代はwebデザインのみだったので、家で印刷とはいえ、はじめて印刷物のデザインをしました。
大きな失敗もなく、完成することができてよかったです。
- イラストを入れるなら、まず入れるサイズを決めてから描く
- 渡す時の動作を考えてデザインする
- こまめに印刷して微調整できるのは、家で印刷のいいところ
名刺について、もっと勉強したいと思いました。
今回のがなくなる時には、もっとパワーアップしたものが作れるようにがんばります!